クラシック音楽の大海原へ一歩踏み込むナビゲーション・イベント
2020年夏に続き今年も開催します!【2021年8月・全3回 全てオンライン】

Music Dialogue オデッセイ・シリーズ 「芸術を探求する旅」

 声楽や楽器演奏を専門的に学ぶ音楽大学が全国各地に存在し、ドラマや映画、アニメなどのエンターテイメントから商業施設のBGMにいたるまで、西洋のクラシック音楽に触れる機会が意外に少なくない21世紀の日本。
しかし少し興味を持って近づいてみると、これらの音楽が何百年も前から独特な社会をはぐくんできたヨーロッパやアメリカなどで生まれたものであり、私たちには分かりにくかったり、読み違えたりしやすい「捉えにくさ」があることに気づかされます。ネットや本で調べてみても、音楽以外の知識体系に関わる用語が随所に出てきたり……。

 知れば知るほど「なぜ?」がいろいろなところに潜んでいる西洋クラシック音楽。楽譜を読み込んだり、音楽書籍を読んだりしているだけでは見えてこない、名曲が生まれた社会背景や作曲家たちの日常感覚など「もう一歩先」を知るためには、いったいどのように足を踏み出せばよいのでしょう?

 そのきっかけを、さまざまなゲストとともに探ってゆくシリーズをMusic Dialogueが用意しました。
 対面接触を避けなくてはならなくなった2020年夏、突如オンラインでスタートした新シリーズ、今年も新たな切り口の3回シリーズでおお送りします。


《たとえば、このような場合におすすめです》
  • 音楽を専門的に学んでいるけれど、演奏技術以外のことを学ぶ意味ってあるの?と正直思わなくもない、知識を活用する方法を見いだせない
  • 「音楽以外の芸術を知ることも大事」と知りながら、ただ「好き」「良いと思う」から先に進めない、どうアプローチしたらいいのか分からない
  • 音楽に関する専門書を読んでいて、西洋文化・思想・社会などにかかわる音楽以外の専門用語に引っかかって、うまく読み進められない
……そんなあなたに!

オンライン連続講座 Vol. 2 :

作曲家たちの肌感覚に近づいてみよう!【全3回】

ナビゲーター : 小室 敬幸、白沢達生

  • 第1回 : 8月 4日(水)  沈黙の音楽が語るもの 〜絵画に見る音楽とその背景〜
      (ゲスト:高橋達史/西洋美術史)
  • 第2回 : 8月17日(火) 「今の知名度」を越えて初めて見いだせる、音楽の学び
      (ゲスト:白沢達生/翻訳・音楽ライター)
  • 第3回 : 8月28日(土)  西洋文化の土台、キリスト教の知識が音楽をもっと面白くする
      (ゲスト:斎藤基史/音楽修辞学研究)

※すべて20:30開始 22:00終了予定

こんなことを学びます

第1回:沈黙の音楽が語るもの 〜絵画に見る音楽とその背景〜

 (ゲスト:高橋達史/西洋美術史)
 クラシック音楽を育んできた昔日の西洋社会は、他にもさまざまな分野で私たちに刺激的な文化を花開かせてきました。美術もそのひとつ。昔日の画家たちが手がけた絵画作品には、作曲家たちが生きた世界について知るヒントを与えてくれるものも少なくありません。どのように作品と向き合えば、そこに秘められた「画面の向こう側」を垣間見ることができるでしょうか?風俗画や楽器図像学の研究でも知られる西洋美術史の専門家・高橋達史さんにお話を伺い、クラシック音楽に親しんでいればこそ尚更おもしろくなる美術鑑賞体験を探ってみましょう。示唆に富んだトークから、絵画に接することがいかに知的興奮に満ちたエキサイティングな行為だったかも改めて実感できます。美術館の展示作品や画集のページを漫然と眺める以上の「実り」につながるヒントがここに。

第2回 : 「今の知名度」を越えて初めて見いだせる、音楽の学び

 (ゲスト:白沢達生/翻訳・音楽ライター)
 飲食店の知名度が、料理の質とは関係ない立地や時代の好みといった要因にも左右されやすいのと同じように、数世紀におよぶ歴史が生んだクラシック音楽作品の中でも、質に見合った高い知名度を保てている傑作はごく一部だけ。楽譜の再発見や実演・録音が進んだ結果、今ではそうした未知領域に隠れていた音楽の多くにアクセスしやすくなりました。そうした世界にどのようにアプローチすれば、意義ある出会いや発見に辿り着けるでしょう?昨年のオデッセイ・シリーズに続き、過去20年にわたって膨大な量のCD解説翻訳や紹介を手掛けてきた音楽ライターの白沢達生さんを迎え、有名曲探求だけでは見えてこないクラシック音楽の「裏側」「向こう側」へ分け入る楽しみ方を考察します。SpotifyやApple Musicといった定額音楽配信サービスをはじめ、メディアとの付き合い方も探ってゆきます。

第3回 : 西洋文化の土台、キリスト教の知識が音楽をもっと面白くする

 (ゲスト:斎藤基史/音楽修辞学研究)
 クラシック音楽を聴いたり、作品や作曲家について調べたりしていると、ふとした瞬間に、キリスト教の知見がなくては理解しにくいポイントに行き当たることも少なく有りません。気づかずスルーしてしまいやすい重要事項もいろいろ。長いあいだ西洋社会の根幹であり続け、作曲家たちの創作にも深く影響を及ぼしてきた思想体系だけに、信者か否かを抜きにしても踏まえておきたい領域です。オデッセイ・シリーズ第3回は、学びのチャンスがあっても断片的な知識だけで終わってしまうことも多いキリスト教について、西洋音楽に触れる上で最低限知っておきたい概要を再確認するチャンス。ルネサンス以前の音楽や西洋世界を主な研究フィールドとする斉藤基史さんにお話を伺い、バッハ以降の時代や教会音楽以外の領域の意外なところにも潜む「キリスト教が鍵」な瞬間に気づける感覚を養います。

ゲスト&ナビゲーター

開催概要

<開催方法>

  • zoomミーティングを用いたオンライン講座です。
  • 20:30開始ですが、開始10分前にはミーティングルームにご入室ください。
  • 講座は75分の講義、15分の質疑応答から構成されます。
  • 22時に講座はいったん終了しますが、その後ご質問されたい方のために、スピーカーは22:30まで残ってご質問にお答えします!

<お申込み>

  • 下記の「Pass Market予約ボタン」からお申込み
  • 決済していただくと、講座参加の際に必要となるミーティングルームのURLがメールで送られます。

<キャンセルポリシー>

  • 申し訳ありませんが、お申込み・決済後の返金はできません。
  • 何かの理由で講座ご参加が難しくなった場合には、講座開始1時間前までにご連絡ください。後日、録画と資料をメールにてお送りいたします。

お申し込み

第1回:8月 4日(水) 20:30 - 22:00

「沈黙の音楽が語るもの 〜絵画に見る音楽とその背景〜」

一般2,000円 学生500円

第2回 : 8月17日(火)  20:30 - 22:00

「『今の知名度』を越えて初めて見いだせる、音楽の学び」

一般2,000円 学生500円

第3回 : 8月28日(土)  20:30 - 22:00

「西洋文化の土台、キリスト教の知識が音楽をもっと面白くする」

一般2,000円 学生500円

全3回通し券

一般5,000円 学生1,000円

お申し込みはこちらから

  • 途中の回からのご参加の方にはそれまでの回の内容がわかる要約などをご提供します。
  • 各回の参加者には各回終了後に講座の録画動画を期間限定でご鑑賞いただけます。

主催団体

一般社団法人 Music Dialogue

私たちは、室内楽を通して、若手演奏家が経験豊富な演奏家と一緒に真の音楽創りを学ぶことで、アンサンブルの本質を理解できる優れた演奏家になるためのお手伝いをしていきたいと考えています。室内楽が楽器同士の「対話(Dialogue)」であるように、様々な国の演奏家や他分野の芸術家と「対話(Dialogue)」し、幅広い年代の聴き手と「対話(Dialogue)」する機会を通じて、若手演奏家は多くの学びを得ることができると考えています。そうした幅広い「対話(Dialogue)」を通じて、世界を舞台に活躍する音楽家やアート・マネジャーが育っていくことを期待しています。

Vision
室内楽を通じて様々な「対話(Dialogue)」を創出し、世界を舞台に活躍する演奏家やアート・マネジャー、そして新たな聴衆を育成することを目指します
Mission
「演奏者」「聴衆」「文化」「未来」との対話を深める機会を提供します。アーティストに関わるすべての人たちが共に成長できる持続可能な仕組みをつくりあげます。
Contact
MAIL: info@music-dialogue.org
WEB: https://music-dialogue.org
facrbook: https://www.facebook.com/m.dialogue