2024年2月8日(木)に、目黒区立大岡山小学校6年生123名の生徒さんを対象に、Music Dialogueアーティストたちによるアウトリーチプログラムを行わせていただきました。
MDアーティストの加藤文枝さんは、「地域創造」のアーティストとして日本全国でアウトリーチの経験を積み重ねてきたチェリストであり、今回もプログラムの内容を企画するところから当日の司会進行までやっていただきました。
出演は、城戸かれん(ヴァイオリン)、北川千紗(ヴァイオリン)、田原綾子(ヴィオラ)、加藤文枝(チェロ)さん。
プログラムは、モーツァルトからはじまり、ハイドンやドヴォルザーク、ショスタコーヴィチ、ラヴェルなどによる弦楽四重奏曲を例に使いながら、音楽を構成する三要素(メロディー・リズム・ハーモニー)がなぜ大切なのかを説明した上でそれぞれを体験してもらいました。また途中のクイズでは、同じ音楽を聴いても、人によって感じ方がいかに多様であるかを体験。感覚・想像力をフル稼働させたところで、最後のメインとなるメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲を聴いてもらいました。
アンコールは大岡山小学校の校歌を弦楽四重奏の演奏で聴いていただきましたが、いつも慣れて親しんでいる校歌とは一味違ったようで、始まった時にはどよめきがおこりました。
生徒さんからいただいた感想文を、一部紹介いたします。
加藤文枝さんからメッセージをいただきました。
アウトリーチを組み立てる際、子供たちがいろいろな思いを巡らすことのできる余白を作ってあげる事が大事だなと改めて感じます。 加藤文枝
めぐろパーシモンのホームページで、ご紹介いただいています。↓
【アウトリーチプログラム】目黒区立大岡山小学校|柿の木日記・アウトリーチプログラム|めぐろパーシモンホール/中目黒GTプラザホール (persimmon.or.jp)
Music Dialogueでは、これからも音楽や室内楽の素晴らしさを伝える活動を色々なかたちで行っていきたいと思っています。今回お声がけいただいためぐろパーシモンホールのみなさま、とてもあたたかく迎えてくださった大岡山小学校の先生方、生徒さんたちに感謝です!
写真提供:めぐろパーシモンホール