コラム

室内楽塾 in 東京 2024 受講生募集

2023.12.03

第7回目の開催となる「室内楽塾in東京2024」受講生の募集を開始いたします。

Ⅰ概要

私たちMusic Dialogueでは、室内楽を通して、若手演奏家が経験豊富な演奏家と一緒に真の音楽創りを学ぶことで、アンサンブルの本質を理解できる優れた演奏家になるためのお手伝いをしていきたいと考えています。指揮者・ヴィオリストとして世界の様々なオーケストラや音楽祭で音楽監督や首席奏者をつとめてきた大山平一郎(Music Dialogue芸術監督)やソリスト・室内楽奏者として活躍しているチェリストの加藤文枝(Music Dialogueアーティスト)と一緒に演奏しながら、作曲家が作品に込めた思いや意図を再現するために、どのように楽譜を深く読み込み、それを演奏に反映させるのかを学びます。また作曲家や作品のことについて考えるオンライン講座を事前に受講していただくことで、さらに深い音楽づくりのプロセスを体験していただけます。

【期  間】2024年2月23日(金)~26日(月)            

【会  場】リハーサル:旧園田高弘邸(自由が丘)/ 演奏会:中目黒GTプラザホール(中目黒)

【募集楽器】ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ

【受講内容】
・受講生と大山平一郎・加藤文枝が共に室内楽のグループを組んでのリハーサル/コーチング。
・1~3日目:リハーサル 1日2~3時間(一般のお客様に部分的に公開予定です)
  4日目:  ゲネプロ、本番(一般のお客様に公開します)
・受講曲は、経歴、演奏経験、受講希望曲等を精査し、塾長が最終決定いたします。

 ※原則として、ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロによる3~6名程度の編成
 ※編成や諸事情を考慮の上、希望以外の曲に決まる場合もあります。

・1~2月中に2時間程度のオンライン講座(音楽史や楽曲分析など)を受講していただき、演奏曲の準備に役立てていただきます。

 「室内楽塾in東京2024」を修了された受講生には、2025年度Music Dialogue DUOプロジェクトへの応募資格が与えられます。

DUOプロジェクト2023についての詳細は、こちらからご覧ください。


【講師 経歴】

大山平一郎(ヴィオラ/塾長/Music Dialogue芸術監督)
桐朋学園音楽高校卒業後、英国ギルドホール音楽演劇学校を卒業。その後米国インディアナ大学でも研修。1972年、マルボロ音楽祭にヴィオリストとして参加後、数多くの国際音楽祭に招待され、ギドン クレーメル、ラドゥ ルプー、アイザック スターンら著名な演奏家と共演。 1979年にカルロ・マリア・ジュリーニの率いるLA Philの首席ヴィオラ奏者に任命され、1987年にアンドレ・プレヴィンの副指揮者に任命される。その後、客演指揮者として、欧米各地で指揮をする。日本でも数多くのオーケストラを指揮している。米国サンタフェ室内音楽祭、ラホイヤ・サマーフェストの芸術監督を歴任。1999年から5年間、九州交響楽団の常任指揮者、2004年から3年半の間、大阪交響楽団首席指揮者。2003年に30年にわたるカリフォルニア大学教授職を終える。2007年から3年間、ながさき音楽祭音楽監督。2017年に35年にわたるSanta Barbara Chamber Orchestra の音楽監督を終える。2005年に“福岡市文化賞”、2008年に文化庁”芸術祭優秀賞”、2014年に米国サンタ・バーバラ市の文化功労賞を受賞。現在、“Music Dialogue” 芸術監督。CHANEL Pygmalion Days Chamber Music Series 芸術監督。米国Lobero Theatre Chamber Music Project芸術監督。

加藤文枝(チェロ/Music Dialogueアーティスト)
京都市出身。2006年、パリエコールノルマル音楽院に給付生として留学。2010年、東京芸術大学音楽学部器楽科チェロ専攻卒業。学内にて、安宅賞、アカンサス賞、三菱地所賞受賞。2010・2011年、サントリーホール室内楽アカデミー第1期生。2014年東京藝術大学大学院修士課程修了、アカンサス音楽賞受賞。パリ市立音楽院を満場一致の首席で卒業。第8回ビバホールチェロコンクール第1位。第7・8回東京音楽コンクール弦楽部門第2位。FLAME国際コンクール第3位。平成23年度京都市藝術文化特別奨励者。これまでに、故 杉山實、ドナルド・リッチャー、アラン・ムニエ、河野文昭、ラファエル・ピドゥの各氏に師事。また、室内楽を岡山潔、松原勝也、P.ルコール、E.ルサージュ、P.メイエの各氏に師事。財団法人地域創造による公共ホール音楽活性化事業登録アーティスト。Music Dialogueアーティスト。


Ⅱ申込方法

【対象】
原則として、35歳未満の演奏家を目指し音楽を専門的に学んでいる、またはすでに演奏家としての活動をしている方で、さらなる演奏技術の向上と室内楽曲における解釈力を高めたい方。

【受講料】
66,000円(税込)
※交通費、宿泊費、食費等は自己負担となります。
※ご入金後のキャンセルによるご返金はいたしません。

【応募方法】
以下の資料一式を、期限までに事務局宛てにメール(mihoito@music-dialogue.org)にて送付して下さい。(※応募書類一式は返却いたしませんのでご注意ください。)

  • 参加申込書
  • 受講者写真 
    ※サイズ自由、カラー。郵送する場合は、写真の裏面に氏名・専攻楽器を記入すること。
  • 過去1年以内に自身の演奏を録音した20分程度の音源
    wavファイルかYouTubeのURLをメールに添付・記載すること。
  • 推薦状1通
    音楽演奏家による推薦状。様式は問いませんので、推薦者と応募者の関係、応募者の特徴、将来性などについて記載して下さい。 

これまでに大山平一郎と共演、または指導を受けたことがある方に関しては、写真・音源・推薦状の提出が免除されます

【応募締切】
2023年12月25日(月) 必着

【選考および通知決定】
応募書類と音源から選考し2024年1月5日(金)までに通知いたします。

【その他】
・受講生は、期間中の全レッスンのリハーサル見学が可能です。
・受講のために必要な交通・宿泊・滞在・食費は、受講者の自己負担となります。

【主催・お申込み先】
Music Dialogue事務局:〒153-0062  東京都目黒区三田2-15-10  FAX:03-3713-0102
〔伊藤〕TEL:080-1062-8304 mihoito@music-dialogue.org

主催:⼀般社団法⼈ Music Dialogue

室内楽塾 in 東京 2023 の最終演奏会の様子は、こちらからご覧いただけます


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