2023年3月7日のDuo本選で優秀賞に輝いたお二人のプロフィールと、受賞の感想を紹介いたします。
水越 菜生 MIZUKOSI Nao【ヴァイオリン】
2000年生まれ、愛知県出身。
第66回全日本学生音楽コンクール、第12回ベートーヴェン国際コンクール、1st Singapore Violin Festival Competition等、国内外のコンクールで優勝。
ヴェンゲーロフフェスティバルに数多く出演し「Maxim Vengerov & Young Artists」「Maxim Vengerov~福島への祈り~」でソリストをつとめる。また、NHK FM「リサイタル・ノヴァ」で好評を博し「NHKナゴヤニューイヤーコンサート2018」のソリストに選出。五嶋みどりリサイタルプレコンサート等に出演のほか、名古屋フィルハーモニー管弦楽団、中部フィルハーモニー管弦楽団等と共演。
カーネギーホールでのソロリサイタル開催や、ルーマニアやモルドヴァ共和国にて現地の国立オーケストラのコンチェルトソリストをつとめる等、海外でも精力的に演奏活動をしている。
南山高等学校女子部、桐朋学園大学を経て、現在、桐朋学園大学大学院1年在学中。ヤマハ音楽支援制度奨学生。
白瀬元 SIRASE Tsukasa【ピアノ】
福岡県出身。4歳よりピアノを始める。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、同大学にて迫昭嘉氏に師事。2013年ミュージックアカデミーinみやざきにて優秀賞を受賞。同年第19回宮日音楽コンクールにてグランプリ及びANAヨーロッパ賞を合わせて受賞。2014年第5回野島稔よこすか・ピアノコンクールにて第2位を受賞し、横須賀芸術劇場でソロリサイタルを開催。2015年宮崎国際音楽祭に出演。
2016年第17回大阪国際音楽コンクールリサイタルコースにて第1位を受賞。同年ポーランドにてソロリサイタルを開催。2017年東京藝術大学内にて成績最優秀者に贈られるアリアドネムジカ賞を受賞し、藝大フィルハーモニア管弦楽団と共演。2018年ルーマニアにてルーマニア国立ブラショフ・フィルハーモニー交響楽団と共演。同年、青山音楽財団奨学生に推薦される。
室内楽では主に弦楽器との共演経験を積み国内からヨーロッパ各地のセミナー、国際コンクールに伴奏者として参加。これまでに清水高師、Thomas Christian、永島義男、各氏と共演。