【12月公演 ヤング・アーティスト・パフォーマンスに向けて】

2025.11.18
12月14日(日)のディスカバリー・シリーズ 12月公演では、本プログラムの前の時間に、これまでに室内楽塾に参加した若手演奏家が出演する「ヤング・アーティスト・パフォーマンス」を開催します。
ヤング・アーティスト・パフォーマンスに出演するみなさんからメッセージをいただきました。


田中 里奈(ヴァイオリン、東京塾2025参加)
室内楽塾は私の師である竹澤恭子先生からご紹介頂き、今年初めて参加しました。
その時に大山先生から、楽譜の読み解き方や他の楽器との寄り添い方など、、、沢山のアドバイスを頂きました。室内楽塾は私に多くの気づきや課題を与えてくださりました。特に強く印象に残った事は、楽語の意味を、その単語の語源まで遡って理解するという事です。音楽に真剣に向き合う大山先生の姿勢に大変感銘を受けました。また、弾く時以外のおやつタイムや他の受講生と話す時間、打ち上げもとても楽しかったです!
今回ドヴォルザークの弦楽五重奏「アメリカ」に取り組みます。実は弦楽五重奏を弾くのは初めてなのでどんな響きの中で弾けるのか、本当に楽しみです。
このような貴重な機会を頂けた事に感謝しつつ、この曲の持つ生き生きとした魅力をお届けできたらと思います。

荻原 緋奈乃(ヴァイオリン、東京塾2025参加)
MD室内楽塾には、師である竹澤恭子先生と、過去に複数回参加した先輩にお勧めいただき受講しました。
レッスンでは大山先生のおっしゃる言葉一つひとつがユーモアに溢れていて刺激的でしたし、ピアノやヴィオラ、チェロなど、大活躍されている奏者の先輩方とご一緒させていただけたことも、本当に贅沢だったと思います。 演奏家は情報がなにもないところから、紙に書かれたことだけを頼りに、作曲家への敬意を払いながら音楽をつくります。 唯一奏者に与えられた権利として、作曲家が楽譜に書かなかった余白を埋める自由があること。 その自由を活かす方法と、そこから美しさを生み出すための考え方を、MDのレッスンやリハーサルから教えていただきました。
毎回得る情報量があまりにも多かったので、自分がこれまでやってきた室内楽の勉強はこれでよかったのかとドキドキして、過去に弾いた楽譜を全部引っ張り出して確認した日もありました。 同じ時間と同じ感情を、奏者同士で共有すること。「他人が自分に入り込み、自分が他者に溶ける」感覚を初めてじーんと味わい、そこから湧き出てくる音楽が美しい、幸せだと思えたのはMDがきっかけでした。
今回は、ドヴォルザークの弦楽五重奏曲に挑戦します。有名な四重奏曲の兄弟みたいな曲です。 実は弦楽五重奏曲を弾くこと自体が初めてなこと、そして2nd Vn.を弾くことが久しぶりなこともあり、正直緊張しています。 堅実に丁寧に勉強しつつ、どこかでキラリと光る私の音を出せたらと思っています。

山之内 真梨(ヴィオラ、京都塾2025参加)
今年1月の室内楽塾 in 京都で、初めて大山先生にお会いしました。楽譜の読み方から室内楽の奥義まで、数日間とは思えないほど多くのことを教わりました。
常に作曲家ファーストで音を読むこと、目を見て会話をするように音で対話すること、フィンガリングひとつの選択にも作曲家への敬意を込めることなど、大切な事をじっくりと教えてくださいました。大山先生の一言一言が心に響き、強く印象に残っています。また、塾でご一緒した方々の演奏にも魅了され、好きな音とたくさん出会えた貴重な時間でもありました。
ドヴォルザークの弦楽五重奏曲〈アメリカ〉は、聴いているだけで晴れやかな気持ちになる音楽ですが、明るさの中にある温かさや切なさも感じていただけるよう、準備を重ねてまいります。 

井上 帆乃香 (チェロ、京都塾2022参加)
Music Dialogue室内楽塾には2022年に初めて参加させていただきました。室内楽の経験が少なかった私ですが、大山先生の音を間近で聴いて一緒に弾かせていただくことで、”人と演奏する愉しみ”を心から感じることができました。それから、作曲家ごとの楽語や書き方のニュアンス、その背景にある意図まで丁寧に教えていただき、楽譜をより深く読むことの楽しさを知りました。
期間中、頭をフル回転させながら、毎日ワクワクで溢れていたのを覚えています!
今回のドヴォルザークの弦楽五重奏Op.97は、私にとって初めての作品です。ドヴォルザークの音楽には、どこか懐かしさと生命力が息づいていて、人と人とのつながりを強く感じます。大山先生をはじめ、素晴らしい方々とご一緒できる幸せを噛み締めながら、全力で取り組みたいと思います。


※ヤング・アーティスト・パフォーマンスは、ディスカバリー・シリーズ12月公演に含まれます。

〇ヤング・アーティスト・パフォーマンス
【日時】2025年12月14日(日)16:00 開演
【会場】築地本願寺 講堂
【曲目・出演】
 ドヴォルザーク 弦五重奏曲第3番 変ホ長調 作品97 「アメリカ」
 田中里奈(ヴァイオリン)、荻原緋奈乃(ヴァイオリン)、山之内真梨(ヴィオラ)、大山平一郎 (ヴィオラ)、井上 帆乃香(チェロ)

公演の詳細はこちらから


○ディスカバリー・シリーズ12月公演 本公演 完売
【日時】2025年12月14日(日)17:00 開演
【会場】築地本願寺 講堂
【曲目・出演】
 ブラームス 弦楽六重奏曲 第1番 変ロ長調 作品18
 水谷 晃(ヴァイオリン)/ 石上 真由子(ヴァイオリン)/ 村上 淳一郎(ヴィオラ)/ 大山 平一郎(ヴィオラ)/ 柴田 花音(チェロ)/ 金子 鈴太郎 (チェロ)
 ドヴォルザーク 弦楽六重奏曲 イ長調 作品48
 石上 真由子(ヴァイオリン)/ 水谷 晃(ヴァイオリン)/ 村上 淳一郎(ヴィオラ)/ 大山 平一郎(ヴィオラ)/ 金子 鈴太郎 (チェロ)/ 柴田 花音(チェロ)



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