室内楽塾 受講生に、”あなたとって「室内楽」とは・・”
の質問をしてみました。
「室内楽って何?」を一般的な定義ではなく、演奏する側として言葉で表現する 第3弾!
2026年東京塾の参加生のみなさんの言葉を紹介いたします。


「他者との対話」
倉上 樹(チェロ)
音楽の中で自分の意見を発信することはもちろん、他者から出る多種多様な意見や個性も寛容に受け止め、愛し、それらを擦り合わせることが大事だと感じています。
「人生の交わり、そして発展」
水野 魁政(ピアノ)

世代や経験の違いは、演奏に少なからず表れるものだと思います。それは良くも悪くも、それぞれが歩んできた時間だと思っています。
だからこそ室内楽は、奏者同士がお互いの人生を尊重し合いながら、自分の中の固定観念や“正しさ”を手放し、新たな視点や世界に出会うことのできる、かけがえのない場だと感じています。

「人の暖かさを感じられるもの」
福水 万里子(ヴァイオリン)
時に会話や人との交流はすれ違いが起きたりして上手くいかないこともあるけれど、室内楽はやりたいことが異なっていてもそれを活かしたりすり合わせたりすることはできるし、アイコンタクトや雰囲気でお互いを感じ思いやることができる。室内楽は私にとってこころが暖かくなるものです。
今回の室内楽塾でも、素敵な言葉や暖かさを感じられる瞬間が沢山あり、忘れられない貴重な経験になりました。
「作曲家の思考をその空間に甦らせる芸術」
花岡 桜(ヴァイオリン)

演奏者と会場の方々が一体となって、作曲家の意図とその時代の空気感を再現することを目標として、深く楽譜を読み解き、意図を共有しながら演奏を作り上げることに室内楽の本質と魅力があると感じています
3月 東京での室内楽塾は、12人の受講生の3日間の集中レッスンを公開しました。初日の朝から熱心な指導と受講生の取り組みを、たくさんのお客様と共有できました。

お客様の声 ~公開レッスン アンケートより~
ベートーヴェンとブラームスを演奏し分けることが難しいこと、演奏時にイメージを持つことが重要であることを学ぶことができました。150分があっという間でした。楽譜を見ながら聴けるのも大変ありがたいです。(60代男性)
ミリ単位で音、表現を追及していく姿勢がとても面白く、引き込まれた。
二重奏、三重奏、五重奏では相当難易度がUPすると思う。アンサンブルをつくり出すのは骨が折れる作業だとつくづく思った。意図せず、音が大きくなりすぎたり、音楽性が失われたりと。プラス、ブラームスやシューマンという偉大な作曲家の音楽のつくりをも知らなくていけない。音の掛け合いも大事。
次第にまとまりが出て、重奏感が満ちてくるのが良かった。本番が楽しみ。(50代男性)







