室内楽塾 in 東京 2027(3/12-15) 受講生募集

2026.08.10

2027年も京都に続けて「室内楽塾in東京」を2027年3月12日-15日に開催いたします。
事前のオンライン講座と4日間のリハーサル・本番というプログラムでは、演奏技術だけでなく、楽譜の深い読み込み方やアンサンブルとしての音楽づくりについて掘り下げていきます。毎回、参加者がそれぞれの課題と向き合い、成長を実感する4日間となっています。
室内楽を真剣に学びたいと思っていらっしゃる皆様のご応募をお待ちしております。

室内楽塾の期間終了後、今後の演奏の機会(例:ヤング・アーティスト・シリーズ等)にお声がけさせていただく可能性があります。

Ⅰ概要

私たちMusic Dialogueでは、室内楽を通して、若手演奏家が経験豊富な演奏家と一緒に真の音楽創りを学ぶことで、アンサンブルの本質を理解できる優れた演奏家になるためのお手伝いをしていきたいと考えています。指揮者・ヴィオリストとして世界の様々なオーケストラや音楽祭で音楽監督や首席奏者をつとめてきた大山平一郎(Music Dialogue芸術監督)やソリスト・室内楽奏者として活躍しているヴァイオリンの伊東 真奈(Music Dialogueアーティスト)と一緒に演奏しながら、国際レベルでの音楽創りのプロセスを体験できる、貴重な機会です。

  →2026年に開催された「室内楽塾 in 東京」の詳細や関連記事は、こちらからご覧いただけます。

【期  間】2027年3月12日(金)~15日(月)

【会  場】リハーサル:旧園田高弘邸(自由が丘)/ 演奏会:トーキョーコンサーツ・ラボ(早稲田)

【募集楽器】ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ 

【受講内容】
・受講生と大山平一郎・伊東真奈が共に室内楽のグループを組んでのレッスン/リハーサル。
・1~3日目:リハーサル 各グループ1日2~3時間(公開)
   4日目: ゲネプロ(非公開)、本番(公開)
・受講曲は、経歴、演奏経験、受講希望曲等を精査し、塾長が最終決定いたします。

★2月に音楽ライターの小室敬幸氏による 2.5時間程度のオンライン講座(音楽史や楽曲分析など)を受講していただき、演奏曲の準備に役立てていただきます。

※原則として、ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロによる3~5名程度の編成
※編成を考慮の上、希望以外の曲に決まる場合もあります


【講師 経歴】

大山平一郎(ヴィオラ)  
桐朋学園音楽高校卒業後、英国ギルドホール音楽演劇学校を卒業。その後米国インディアナ大学でも研修。1972年、マルボロ音楽祭にヴィオリストとして参加後、数多くの国際音楽祭に招待され、ギドン クレーメル、ラドゥ ルプー、アイザック スターンら著名な演奏家と共演。 1979年にカルロ・マリア・ジュリーニの率いるLA Philの首席ヴィオラ奏者に任命され、1987年にアンドレ・プレヴィンの副指揮者に任命される。その後、客演指揮者として、欧米各地で指揮をする。日本でも数多くのオーケストラを指揮している。米国サンタフェ室内音楽祭、ラホイヤ・サマーフェストの芸術監督を歴任。1999年から5年間、九州交響楽団の常任指揮者、2004年から3年半の間、大阪交響楽団首席指揮者。2003年に30年にわたるカリフォルニア大学教授職を終える。2007年から3年間、ながさき音楽祭音楽監督。2017年に35年にわたるSanta Barbara Chamber Orchestra の音楽監督を終える。2005年に“福岡市文化賞”、2008年に文化庁”芸術祭優秀賞”、2014年に米国サンタ・バーバラ市の文化功労賞を受賞。現在、“Music Dialogue” 芸術監督。CHANEL Pygmalion Days Chamber Music Series 芸術監督。米国Lobero Theatre Chamber Music Project芸術監督。

伊東真奈(ヴァイオリン) 
奈良県生駒市出身。4歳よりヴァイオリンを始める。奈良女子大学付属中等教育学校卒業。東京藝術大学音楽学部を経て、同大学院修士課程修了。大学院在学中にパリのスコラカントルム音楽院に2年留学、ディプロム取得。藝大にて、室内楽定期演奏会出演。卒業時に同声会賞受賞、受賞演奏会出演。現在、読売日本交響楽団ヴァイオリン奏者。Music Dialogue アーティスト。
日本クラシック音楽コンクール全国大会2位受賞(1位なし)。全日本学生音楽コンクール大阪大会2位受賞。江藤俊哉ヴァイオリンコンクールジュニア部門1位受賞。摂津リトルカメリアコンクール金賞及び大阪府知事賞受賞。京都芸術祭毎日新聞社賞受賞。松方ホール音楽奨励賞受賞。
中之島国際音楽祭、朝の光クラシック、マグノリアサロンコンサート、ムジークフェストなら等に出演。リゾナーレ室内楽セミナーにて「緑の風賞」受賞。リゾナーレ音楽祭参加。JTが育てるアンサンブルシリーズ、六花亭コンサートなどに出演。センチュリー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団と協演。
これまでに、高木和弘、小栗まち絵、澤和樹、森悠子、G・プーレ、J・P・ヴァレーズ、安紀ソリエール、玉井菜採の各氏に師事。

Ⅱ申込方法

【対象】
原則として、35歳未満の演奏家を目指し音楽を専門的に学んでいる、またはすでに演奏家としての活動をしている方で、さらなる演奏技術の向上と室内楽曲における解釈力を高めたい方。

【受講料】77,000円(税込) 
※交通費、宿泊費、食費等は自己負担となります。
※ご入金後のキャンセルによるご返金はいたしません。

【応募方法】
以下の資料一式を、期限までに事務局宛てに郵送、もしくはメール(mihoito@music-dialogue.org)で送付して下さい。(※応募書類一式は返却いたしませんのでご注意ください。)

  • 参加申込書
  • 受講者写真 
    JPGなどの画像ファイルをメールに添付。サイズ自由、カラー。
  • 過去1年以内に自身の演奏を録音した10分程度の音源
    wavファイルかYouTubeのURLをメールに添付・記載すること。
  • 推薦状1通
    音楽演奏家による推薦状。様式は問いませんので、推薦者と応募者の関係、応募者の特徴、将来性などについて記載。現在の演奏上の課題などについても教えていただけますと、演奏曲やグループ編成を行う際に役立ちますのでご協力ください。推薦者から直接お送りください。 

これまでに講師(大山平一郎・伊東真奈)と共演、または指導を受けたことがある方に関しては、音源・推薦状の提出が免除されます

【応募締切】2026年12月7日(月)必着

【選考および通知決定】応募書類と音源から選考し12月24日(木)までにメールにて通知いたします。

【その他】
・受講生は、期間中の全レッスン/リハーサル見学が可能です。
・受講のために必要な交通・宿泊・滞在・食費は、受講者の自己負担となります。

【主催・お申込み・お問い合わせ先】

Music Dialogue事務局:
〒153-0062  東京都目黒区三田2-15-10 
info@music-dialogue.org

主催:⼀般社団法⼈ Music Dialogue

室内楽塾 in 東京2026 レッスン風景

室内楽塾 in 東京2026 受講生による演奏会

日々の日誌より

2時間半のリハーサル、あっという間だった。楽譜に書かれていることを細かに見つけ、それを再現することの重要性を学んだ。 曖昧さも大事にしていきたい。 技術的な問題としては、感情を乗せる時に弓のスピードに頼りすぎてしまうことと、歌う場面でのフィンガリングの選択が甘いことの2つが特に目立った。(初日)

ダイナミクス表記の読み方を学んだことで曲の見え方が変わり、曲全体の景色が捉えやすくなりました。全体的に呼吸を大切にすること、フレーズや音の行き着く先と音の処理を考えること、表現したいことに即したフィンガリングやボウイングを探すこと、など課題は山積みですができる限り消化したいです。弦楽五重奏に慣れていないこともあり、音量バランスが難しいと感じました。やりたいこと、試したいことが出てきた時になかなか上手くいかず、技術不足を痛感する場面も多々あったので、音を弾くための練習になってしまわないように、表現するための練習をもっともっと考える必要があると感じました。(初日)

ハンガリー語の特徴を音楽に反映させるというアドバイスが特に印象に残った。また、コーダに向かう場面が合わせづらく、解決策を自分たちで考える時間があったが、なかなかアイディアが出てこなかった。より幅広い視点で音楽を捉えることの大切さを学んだ。(2日目)

今回のレッスンで学んだことは、同じ強弱記号であっても、フレーズの方向性や和声の進行、声部の役割によっては求められるダイナミクスは変化するということ。単に記譜された強弱記号を機械的に再現するのではなく、その音が音楽の中でどのような役割を担っているのかを考え、場面ごとに音量や音色のニュアンスを調整することの重要性を実感した。アンサンブルの中で響のバランスを意識しながら音楽の流れに即したダイナミクスを作ることが、より立体的で説得力のある演奏につながると学んだ。(3日目)

先生方のすぐ近くで聴かせていただいて、どのくらい弾けばいいのか、一緒に演奏する時の呼吸感などが少し理解できた気がしました。あまりに素敵な音をあそこまで近くで聴かせていただけて、私ももっとたくさんの種類の音をより良く出せるようになりたいなと思いました。(3日目)

ゲネプロで大山さんが、出だしで緊張している自分に「そんなに怖い顔しないで楽しく弾こうよ」と言ってくれたおかげで何かが自分の中で目覚め、本番心から楽しんで弾くことができました。 自分にとって大きな学びのある4日間でした。本当にありがとうございました。(最終日)


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