2024年7月15日(月・祝)Hakuju Hallにて、「Music Dialogue ディスカバリー・シリーズ 2024-2025 10周年記念コンサート」を開催いたしました。
1部 室内楽、2部 DUO、3部 弦楽アンサンブルと各部それぞれの特色を味わえるプログラムを、終始心のこもった熱い演奏で、途中休憩2回を含めて4時間15分の長い公演となりました。短いアンコール曲にプラスして、サプライズもあり、皆様の暖かく成大な拍手で幕を閉じました。
幕間は、Music Dialogueの10年の活動をスライドショーで振り返り、お客様同士の再会、談笑にあふれていました。
舞台上の笑顔と、ご覧いただいているお客様の笑顔、お帰りになるときの笑顔、多くの対話が生まれる会となりました。皆様に心より感謝申し上げます。
・・ お客様からいただいた声をご紹介いたします。
弦楽合奏をこんなにもゆっくり聴けたのは初めてです。ピアノや歌を長年していますが、音楽の世界が広がるきっかけとなるコンサートでした。素晴らしい企画のコンサートでした。演奏にエネルギーをもらえました。 (50代 女性)
演奏はもちろん素晴らしかったですが、音楽の意義に関するみなさんの意識に考えさせられました。 (60代 女性)
一人一人の演奏者の表情、アイコンタクト、ボディーアクションを視ながら音を聴くことで、情報量が倍増し、感動が増幅されこれは視聴覚芸術だと思いました。常設のカルテットがモノトーンの水墨画だとすると、MDのアンサンブルは色鮮やかな水彩画という感じです。
フルオーケスラを聴いているような迫力でした。こんなすごいメンバーのアンサンブルは他にないと思いました。(60代 男性)
第3部の弦楽アンサンブルがとても素晴らしかった。コントラバスがアンサンブル全体をリードしているのを感じました。奏者が優れているためだと思いますが、響としてとても説得力があり、3部の全ての瞬間において、新たな発見に満ち満ちていてとても素晴らしかったです。また同じメンバーで他の弦楽合奏の曲を聴いてみたいです聴いてみたいです。 (50代 男性)
第1部はどちらもエネルギッシュかつ繊細で、特に内声がしっかり聞こえるので音に厚みが増して聞き応え十分でした。エルガーの弦セレは淀みのない美しさに魅了され、ドボ弦5楽章でははまるでVnと低弦のダンスバトル(笑)に内声も参加!のような迫力満点の演奏で興奮しました! (50代 女性)
ブラームス弦楽六重奏。公開リハーサルで色合いを見直していた部分が見事に塗りかえられて、素晴らしい演奏でした。第三部 弦楽アンサンブル。ヨーロッパの風景が目に浮かぶような演奏に、すっかり飲み込まれました。これまで私の鑑賞はオーケストラ中心でしたが、これからは室内楽を楽しむ機会が増えそうです。演奏家の皆さまとの対話。脳と心に響きました。ありがとうございました。(50代 女性)
多くの若い演奏家が このプロジェクトによって室内楽のノウハウを経てさらに メンバーとの交流によって人脈が構築され 活躍の場を広げていることは素晴らしいと思います。 今後も 大山さんを中心に このプロジェクトを拡大 充実させていってください。 (60代 男性)
Phote credit : Taira Tairadate
・・ 出演者のみなさん、評論家の言葉をご覧ください。