コロナが始まって割とすぐの2020年5月に、キュレーターの太田 菜穂子さんから、無観客展覧会での演奏(収録)の可能性を打診されました。
最終的にはMusic Dialogue芸術監督でヴィオリストの大山平一郎とギターリストの平岡遊一郎氏が、展示されている写真作品をそれぞれの感性で読み解くように演奏したものを素敵な動画に仕上げていただきました。
ここから視聴していただけます⇒https://cheerforart.jp/detail/4310
翌年2021年9月には太田さんが開催された環境フォーラムのシンポジウム「エコビーイング」では1日の最後にハイドンとベートーヴェンの弦楽四重奏曲から演奏させていただいたのですが(枝並千花・杉山和駿・大山平一郎・矢部優典)、演奏の様子を著名な写真家である立木義浩氏が撮影してくださいました。
この時の写真を中心に、8/1-8/5に紀尾井町の文春ギャラリーにて展覧会が開催されることになったそうです。
私達もどんな展覧会になるのか、今から楽しみです。皆様もぜひお立ち寄りいただければと思います!
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DIALOGUE between MUSIC and PHOTOGRAPHY
『音楽と写真の対話』撮影:立木義浩
2021 年 9 月 29 日開催「エコビーイング・シンポジウム」コンサート・ドキュメント
|展覧会会期|
2022 年 8 月 1 日(月) ~ 2022 年 8 月 5 日(金)
OPEN HOURS | 10:00~18:00
但し初日と最終日は下記の開場時間となります。
8/1 (月) 13:00~18:00 / 8/5(金) 10:00~16:00
|会場|
文春ギャラリー
〒102-8008 東京都千代田区紀尾井町 3-23 文藝春秋西館 1F
|キュレーターの太田 菜穂子さんからのメッセージ|
2021 年 9 月 29 日、緊急事態宣言発令下の東京で、環境フォーラムサイト「エコビーイング」は次世代に“希望を託せる未来を受け渡す”をテーマにシンポジウム『未来への羅針盤』を開催しました。
プログラム構成は、最新情報・データ共有のみならず、人間の幸せ、真の豊かさを考える情緒の覚醒を促すものとなりました。
特に、シンポジウムの最後を飾ったトリビュート・コンサートではハイドンとベートヴェンの作品を、次世代を担う若手音楽家の育成に主眼を置く組織「Music Dialogue」(芸術監督:大山平一郎氏選曲)の特別編成による演奏が実現し、その模様を写真家、立木義浩氏が撮り下ろしました。
大きな転換期の最中にある現在、世界で最も必要とされているのは真心で向き合う『DIALOGUE – 対話』ではないでしょうか?
音楽家と写真家、そして聴衆たちが一体化する「特別な時間」をお過ごしください。